あなたはどのタイプ?ギャンブラーの性格タイプとギャンブル心理学

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人間は、この地球上で数が多いこと、そして性格も多様であることは、すでに述べたとおりです。この世には、同じような世界観を持っている人もいれば、違う世界観を持っている人もいます。

統計によりますと、よくギャンブルするという人の数は、世界中で約16億人に上るということです。これは全人類の26%に相当します。さらに、42億人が年に一度は、いわゆる「運ゲー」で運試ししているというデータもあります。世界人口の約13%がギャンブルをするには若すぎる年齢であることを考えると、この数がいかに凄い数なのか、実感が湧いてきますよね?

ここで、スポーツを例にとってみましょう。例えば、テニス。私たちがテレビの画面で見ているテニス選手は、テニスという職業における真のプロであり、莫大な金額を稼いでいます。ただ、世の中にはレクリエーションや趣味でテニスをする人もたくさんいます。

事情はギャンブルも同じなのです。プロのギャンブラーは、そのことをとてもよく心得ています。プロは、ゲームで成果を上げ、大金を獲得するためのあらゆる戦術や方法論に精通しています。すべてを失ってしまう危険性についてよく分かっていますから、プロのギャンブラーの中には、ギャンブルと関係のないものに多額の資金を投資することで、一貫した資金の流入を確保している人も少なくありません。

プロのギャンブラーは狡猾で賢く、運などの要素に頼りすぎるゲームには”絶対に“手を出しません。そうしたゲームの一つがスロットです。スロットでは、スキルの要素は実質的に排除され、すべて運に依存しています。一方、プロが最も時間をかけて学びプレイするゲームは、ブラックジャックとポーカーです。

ギャンブラーの中でも、最も絶滅の危機に瀕しているタイプ、つまり病的で強迫的なギャンブラーについて言及するのは、極めて大切なことだと思っています。

依存症の原因となるのは、麻薬だけではありません。ギャンブルも同様に、危険な行為であり、恐ろしい結果を招いてしまうことも少なくありません。

愛情やその他の人間関係を失い、すべてを失い(ホームレスになる)、最後には、命を落としてしまう人までいます。恐ろしいのは、最初は無害だと思ってほんの少しのお金を賭けていただけなのに、負け始めると、負けを認めるのが嫌で、損失をカバーしようと賭け続けてしまう場合です。深刻な借金を抱えてしまうと、高い確率で鬱状態に陥り、無力感に押しつぶされてしまいます。

こういった場合、邪悪な考えがいろいろと頭の中を駆け巡ってしまいますから、セラピーについての認識を広めることが大変重要になります。セラピーの目的としては、自分や周りの人が問題を抱えている場合、自分がやっていることは悪いことであり、助けを求めるべきだと納得させることです。中には、薬を使うセラピーと使わないセラピーがありますが、どちらも患者を大変効率よく治癒できるという点で実証済みです。

プロや強迫的なギャンブラーについてはすでにお話しましたが、このほかにも、人生において何らかの問題があり、それから逃れるためにカジノを訪れる人、ギャンブルをただの娯楽と捉えており責任感を持って賭ける人、友人を見つけて社会生活を充実させようとして賭ける人など、いろいろな場合があります。

いずれにしても、ギャンブルをする際には、トラブルが起きないよう十分注意されることを、心からお勧めいたします。